戦後が舞台の『昭和』を強く感じられるオススメ漫画4選

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©2016「海賊と呼ばれた男」製作委員会

こんにちは、コアラッコです。今回は太平洋戦争後の日本が舞台のオススメ漫画を紹介します。

戦後日本の焼け野原からたくましく生きる姿を描くマンガを読むと自分も頑張ろうと思えます。この記事では政治経済の実話に基づいたマンガから庶民の生活など戦後のいろんな生きる人々が描かれた漫画を紹介します。

ちなみに紹介するのは戦後が舞台のマンガですので太平洋戦争前や戦中のものはありません。

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出光の創業者がモデルの「海賊と呼ばれた男」(連載中)

2016年には岡田准一主演で映画化もされました。出光興産創業者である出光佐三がモデルの主人公、国岡鐡造の一生と国岡商店が大企業までのし上がっていくまでが描かれています。

1945年の終戦後、国中が食糧不足、住処もままならないという状況のなか、国岡商店では1000人の従業員を1人もリストラしないという決断をします。

もとは石油を輸入して国内へ流通させる仕事をしていた国岡商店ですが、石油は統治しているGHQ、しいてはアメリカを通さねば購入できず、またその供給量も少なかった。

本業ではない漁業や農業、ラジオ修理などできることはなんでもやり石油を取り扱えるまでに回復した国岡商店。しかし日本が復興するためには石油資源を日本の企業が自由に輸入しなければならないとGHQやアメリカの石油カルテルを相手取り、日本のために精一杯働きます。

この漫画に登場する人々はみんなまっすぐなので読んでいると背筋が自然と伸びる気持ちになります。戦後、敗戦国で焼け野原となった日本を復興させようと尽力した人々は政治家だけではなく経済界にも多くいたことを理解できる内容になっています。

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池田勇人元総理大臣がモデルの「疾風の勇人」

1960年から1964年まで総理大臣であった池田勇人元総理大臣がモデルの主人公の漫画です。

恥ずかしながらこの漫画を読むまで池田元総理がどういった人物かまったく知りませんでした。

主人公の勇人は税務署上がりの大蔵省の官僚で、終戦直後に当時の首相吉田茂にスカウトされ政治家となります。

政治家となってからの勇人は実務経験を見込まれ、統治しているGHQやワシントンから派遣される経済顧問たちから日本の税制についての指示を受けます。

勇人は立ち向かいますが実感するのは敗戦国という事実。ときには勇人の意見が受け入れられることもありますが、やれと言われたことはやるしかないという現実に勇人達含む吉田茂一派は「日本独立」を掲げて行動していきます。

2017年1月現在で4巻まで出ていますが、日本がサンフランシスコ条約を結ぶための地ならしをしているところまで話が進んでいます。

登場人物はよく知る吉田茂や佐藤榮作、田中角栄など歴代の総理大臣が多く登場します。

また政治家のみならず経済界の著名人も登場しますがいずれも熱い漢たちの日本復興のために戦います。さきほど紹介した海賊と呼ばれた男と同じ時代設定の漫画ですが、経済人と政治家で見えているもの違いや、目指すところが同じでもそのアプローチの仕方が違うなど違いが楽しめます。

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「3月のライオン 昭和異聞伝 灼熱の時代」

3月のライオンのスピンオフとなる漫画ですがほぼ別物です。3月のライオンで将棋連盟の会長として登場する神宮寺元名人の若かりし頃が描かれています。

23歳で名人戦挑戦者となった主人公の神宮寺は現名人の田中七郎にストレートで敗れてしまいます。それまでの神宮寺は名人戦前夜祭では「名人の時代は自分が終わらせる」と言い放って顰蹙を買い、対局時には名人が座るはずの上座に座ってとやりたい放題の破天荒さ。

しかし名人に敗れてからは心の底から名人、しいては将棋の怖さを思い知り、3年ものあいだ沈んでいたが隣に住む母子家庭の親子に励まされたり、仲間に支えられながら生きるか死ぬかの勝負の世界にまた戻ってきます。

真剣勝負の棋士の世界と、昭和の雰囲気とが合わさって「灼熱の時代」と呼ぶにふさわしい熱さで描かれています。

実在の棋士をモデルにしたんだろうなとキャラクターの発言や行動も見れるので将棋ファンであればもっと楽しめる作品になっています。ひとつ注意点として3月のライオンや羽海野チカ先生の雰囲気が好きな人には、まったくの別物ですのでおすすめできません。

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ヤミ市でたくましく生きる人々を描いた「あれよ星屑」

この漫画をひとことで説明すると「すごい」です。というより感想を書くのが難しいなと感じる漫画です。

舞台は終戦直後の焼け野原の東京。あるヤミ市で酒浸りの日々を暮らしていた川島、その川島の部下で死線をともにした戦友の黒田のふたりが再開するというのがあらすじです。

特徴的なのが彼らの心情が対比構造になっていて、かたや「新しい人生をまっすぐ生きていこう」と考え、かたや「なぜ俺だけが生き残ってしまったのだ」と苦悩し。そんな彼らがぶつかりつつも、現実として目の前に広がる敗戦国としての風景。焼け野原。幅を利かせる米兵に、彼らに取り入ろうとするゲイシャガール。敗戦の苦さをまざまざと見せつけさせる。

ほのぼの日常シーンかと思いきや突然の理不尽な状況になったりと、表紙からはわかりづらいですが作者の高い技術によって当時のカオスな雰囲気を強く感じさせてくれます。

あんまり上手く伝えられませんがとにかくすごい漫画なので1巻だけでも読んでみるとオススメします。

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まとめ

どん底から這い上がるストーリーの漫画を読むと「やるぞ!」という気分にさせてくれるので仕事が嫌になったときに栄養剤代わりにそういった漫画を読んでいます。

終戦直後あたりでとくに政治経済界の漫画をもっと読みたいので何かオススメを知っている方がいれば教えてもらえるとうれしいです。

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