そこに再現性はあるか?新しい働き方を煽りすぎるのはやめようぜ

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こんにちは、ニート系社長コアラッコです。

ニート系と言ってるのは普段ゲームやアニメや漫画に使ってる時間が仕事してる時間より長いというだけです。

FPSガンシューティングは時間泥棒過ぎてやめました。半年ほど1日12時間くらいやり込んでて会社が倒産するかと思いました。

このブログを読んでくれる奇特な人は学生は少ないと思うので、なんやかしら仕事をしている人が多いと思います。

仕事していると色々と不条理やストレスがあるのでいつの時代も「もっと自由に働きたい」という欲望は全労働者の願いだと思います。

最近では場所に囚われずに働く「ノマド」「リモートワーク」、個人で自由に生きていく「フリーランサー」「ブログ飯」「クラウドワーカー」などバズワードのような働き方を先駆者たちが実践していろんな方がその方法を紹介しています。

今回はそれらの「再現性」について思うところがあるので書いていきます。

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新しい働き方はきちんと機能させるまでに時間がかかる

前提として新しくまだ実践する人が少ないやり方は、それが上手く機能するための方法論が確立されていないものです。

例えばうちの会社はそれぞれ自宅や近くのコワーキングスペース、またはオフィスなど好きな場所で仕事をする「リモートワーク」を採用しています。

なぜリモートワークを採用しているかという大きな理由は3つあります。

1つ目は個人的に「満員電車が嫌い」なこと。サラリーマン時代からなるべく会社に近いところに住んで、自転車通勤をしていました。

2つ目は「コスト削減」ができること。交通費やオフィス賃料、机などの設備費などが節約できます。

3つ目は「採用力強化」ができること。とくに事業自体に特徴がなかったり、会社の規模が小さい場合だと働き方を差別化することで、採用力を上げることができます。

上記の理由からうちではリモートワークを採用して3年ほど経っていますが、きちんと機能するまでに多くの工夫が必要でした。

リモートワークの紹介記事ではないのであまり詳しくは書きませんが、例えばテレビ会議をするときにPCのマイクを使わずに、マイク付きイヤホンで全員話すようにして音量を一定にするなど細かいところに試行錯誤が必要だったりしました。

リモートワークに関する書籍やレポートもまだまだ少ないですし、まわりに全社リモートワークで働くという会社もいなかったので参考できることは多くありません。

ですので全員が同じ場所で働く環境と同じくらいの生産性を出すまでには時間がかかりました。

ちなみにリモートワークの参考書籍だとこれがおすすめです。

また今のスタッフ、規模、事業内容だから上手くいってると言えるだけとも思っています。うちのやり方がそのまま他の企業に使えるとも思えません。

リモートワークに限らず新しい働き方は新しい方法を試し、微調整し、ときにはそのやり方を諦めて別の方法を試すといった試行錯誤が絶対に必要となります。

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それ、たまたまですから!再現性が低いなら誇張はやめよう

「ノマド」「ブログ飯」「リモートワーク」などまだまだ実践者が少ないにもかかわらず、あたかも「誰でもうまくいく」ように他者に語るのはどうなんでしょうね。まあ僕もそういう性質があるんですけど。

ちなみに昔は「脱サラ」などもバズワードだったと思います。脱サラしていった人たちはいまどうしているんでしょうか。

ノマドのように働いて生産性が高まるのは場所を変えるとスイッチが切り替わって集中力が上がる人や、騒がしい場所のほうがより集中力が高まる人です。

ブログ飯でやっていけるのは最低限書き続けることができる人です。それに付け加えて面白い考えを持っている人、生き方それ自体が面白い人など人として魅力がある人。人に役立つ情報を調査して編集し続けることができる人です。

じゃないと◯◯10選を連発する量産型ブロガーになって飯は食べていけません。しかも個人事業主としての雑務も処理する必要があります。

リモートワークは遠隔というだけで会社で働くというのは変わりませんが、1人でコツコツできる人じゃないと向いてません。あとは孤独に強くないと駄目です。チャットなどで雑談していても誰もそばにいないというのは結構つらいものがあります。あとリモートワークしてるとマジで出会いがなくなります。

上記は最低限の話であって、さらに自分に最適化するための創意工夫が必要になってきます。

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試行錯誤のコストは誰が負っているか

ここまで書いてどうまとめようかなと考えましたが、会社組織の話で締めます。

会社などの組織というのは結果を出し続けるために再現性を高めるよう動きます。究極的には「誰がやっても同じ成果が出る」状態に持っていくことが理想と言えます。

事業を運営のための仕組みが高度にデザインされているのをみると美しさすら感じます。

そういった事業は再現性が高いため、誰が担当しても同じように全体として成果を出せるようになっています。

そこまでではなくても会社ごとに事業が上手くいくための仕組みが存在すると思いますが、その試行錯誤のコストは会社がすでに負ってくれています。

個人で働くというのはそのコストを自分で負うということです。

例えばサラリーマン時代と同じ仕事内容を、個人事業主としてやり続けることは再現性が高いです。メインの仕事内容の試行錯誤は少ないからです。(確定申告や自宅での働き方などは調整が必要でしょうが)

しかしブログ飯などそれまでとは違うお金の稼ぎ方というのはこれまでの延長線上にないことですので、再現性が低く上手く機能するまで耐えきれずにお金がなくなって時間切れということもあります。

またリモートワークなども出勤していたときと同じくらいの成果を出せずに評価が下がるということもあります。

新しい働き方というのはそれなりのリスクが常にあります。そのリスクを過小評価して喧伝するのはあまり好きではありません。

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まとめ

つらつらと書きましたが僕自身は新しいことが大好きです。ツールも働き方も新しいものは試してみたくなります。それは背負えるだけのリスクの範囲内のときだけです。

ときどき僕に起業したいんだけど、という相談がくるときがありますが9割方やめておいたほうがいいよとアドバイスしています。まわりで廃業してサラリーマンに戻ったり、借金背負ったりというのも見てるので、どうしてもやりたい意思があって実はもう登記しちゃった、みたいな人は応援してます。

新しい働き方、自由な生き方は憧れるものですがそれを利用して「これが唯一の冴えた方法だ」という煽りはスルーして今日も生きていきましょう。

個人的な考えとしては働く人は全員ひとり株式会社になって、複数の会社、事業を同時にやっていく社会のほうが今より健全だとは思っています。ブログ飯よりひどい煽りという自覚はあるのでぜひ寛大な心で下記の記事も読んで頂ければと思います。ではまた!

長時間労働を変えていく唯一の冴えた方法

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