浅尾いにお新連載『零落(れいらく)』はアラサーの身に沁みて辛い

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もうアラサーというか三十路というかただの30歳というか。どうもコアラッコです。

浅尾いにお先生の新連載が始まったというので普段読まないスペリオールを買って読みました。久しぶりに読むと面白い連載もあったりして良かったです。

さて浅尾いにお先生の新連載漫画「零落」について感想やらネタバレやらを書いていこうと思います。

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あらすじ

連載が終了した30代の中堅漫画家の深澤は、最終巻で部数が減らされ出版社からもう終わった作家として思われていることや、編集者でもある妻との満たされない結婚生活、連載が終わっても抱え続けている2人のスタッフのことなど、ひとつひとつは大きくないが徐々に心がゆとりをなくしていく。

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各話ネタバレ&感想

1話

©ビッグコミックスペリオール 零落 (著)浅尾いにお

15巻で堂々の完結と言いたいが、最終巻では部数はガクッと減らされ編集者たちから期待されていないを感じる深澤。

最終巻も本屋で平積みはされているが店員の紹介POPもなく、入荷も少ない様子。深澤自身は一部若者に人気があっても自分は売れない漫画家だと認識している様子。

出版社の編集者だった女性と結婚し一緒に暮らしているが、どちらも仕事を優先させてきたため子どもはいない。

完結記念の打ち上げの帰り道、妻から担当の女性作家が酔っ払って家に来たという連絡を受けその足で歌舞伎町へと向かう。

紹介のお兄さんに「いい感じで」と依頼したが、実際に来たのは手首にリストカットの跡があるデブな女性。しかし深澤はその女性に抱きしめてもらってちょっと泣く。

©ビッグコミックスペリオール 零落 (著)浅尾いにお

後日、自宅で妻が担当作家の女性につきっきりなことに苛立ちを感じ、その不満をぶつけ軽い口論となるが、深澤はこれ以上議論するつもりはないと言わんばかりに妻に別れを切り出す。

©ビッグコミックスペリオール 零落 (著)浅尾いにお

役所で離婚届を受け取ってきた帰り道、深澤は自分の熱烈なファンからのメッセージをSNSで受け取り、それを無表情で見つめる。。

©ビッグコミックスペリオール 零落 (著)浅尾いにお

1話はここで終わりですが、とくに劇的なことが何も起こらない、なのに心をざわつかせるのは何でだろう。

パートナーの不理解、抱えているスタッフの人件費や事務所の家賃、若い作家の活躍、売れる売れないを気にしながら描く漫画家生活。

そういったいくつもの不安や不満が突然同時に肥大化してくる瞬間。そういう苦しさをこの漫画から感じます。

最後に出てきたファンの女の子とこれから何かあるのか、この物語がどう進んでいくのか。楽しみです。

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